日本での仕事
世のオープン化の流れの中で社内で扱う言語も増えてきた。
基本システムはCOBOLなのだが機能の切り出しなどで
VBを使ったクラサバ系のシステムが利用されだしたかと思ったら
いつの間にやら.NETを利用したWEB系のシステムばかりの
開発になっている。
社内システムでなじみやすいということもあってかマイクロソフト
さまさまだ。
とは言っても社内の情報システム部門のためか、最近は富士通やNECなど
大手ベンダーさんに依頼することが大半でこちらはもっぱら社内調整に
あけくれている。
実業務メンバー集めて会議を開いてもAさん立てればBさんが
「いやそうじゃない」、会議がまとまらないので
こういう案ではどうでしょうとこちらが提案すれば無言の時間。
「じゃあ、いったいどうしたいんですか。」
喉から出そうなこの声を抑えて、自分の説明が悪いから理解してもらえてない
のだと言い聞かせて次回へ持ち越し。
議題が決まっていかない-会議が長引く-ベンダーからの仕様の確定催促
エンドになって部門の偉い人に発覚するまで恐怖の無限ループが続く。
こんな時間ばかり費やす日常が、会社の規模が大きくなったとたんに増えてきた。
自分の20年後のサラリーマン像がイメージ出来なくなった。
いや、正確にはイメージしたくなかったんだと思う。
日本の大手メーカーに勤めるサラリーマンじゃない自分てどうだろう。
想像してみたくなった。
ラベル: 独立・移住のわけ