留学という選択肢
やっぱり一度は暮らしてみたい。
もともと田舎育ちなので、今住んでいるところが都会で
子育てにはいい環境じゃないねと家内と話していた。家内もう少し田舎育ちだ。
最初は海外で暮らすなんて夢のまた夢、良くて退職後に家内とロングバケーションを
決めるくらいと考えていた。まあ、一般サラリーマンの考え得るレベルだと思う。
しかし「やっぱ夢だね、そんなの無理無理」では終わらない。
確かにカナダなんて、子育てにもよさそうな環境が多くあった。
日本の何十倍もの土地に3000万人強しか人口がいない。
人口密度が違う。
やっぱり何とかしてみたい。
いろいろサイトを見ていると「ワーホリ」という言葉があることを知る。
笑われそうだがそんな制度があること自体知らなかった。
しかし、その時32歳、既にワーホリの上限(30歳)を超えてしまっていた。
それまでほとんど海外に興味を示さなかった自分を恨んだ。
制度があるのに使いもしなかったことが悔やまれる。
知らなかったことが悪いんだけども。
そんな時、転機が訪れた。
まずは留学が必要だよなとエージェントなどを探していると
カナダ留学連盟という団体主催の学校説明会が近くで開かれる
ことを知り、まずは参加して場の雰囲気を体験してみることにした。
会場では明らかに特異な存在であった。
大体が20歳代の男女、もしくは中学・高校の子を持つ家族連れ、
2歳児を連れてベビーカーを押している家族は1組も無かった。
しかし、この会場でCollegeにも留学生を受け入れるクラスがあること、
卒業して仕事を得れば期限付きのビザが下りるなど、人から直接聞かないと
なかなか分からないことなど聞くことが出来た。
(2006年時点のことで、制度が変わったりするので注意)
俄然、自分の中で留学がクローズアップされた。
ラベル: 独立・移住のわけ